フフフ……『起こすから!』だって。 なんか、かわいくて、笑っちゃう。 でも、私の声を聞きたい、だなんて、うれしいな。 そんなこと言われて、眠れるわけないよ。 早く大輔くんのカテキョ、終わらないかなぁ……。 ベッドにごろんと転がって、大輔くんからのメールを何度も読み返す。 エヘヘ。 あーぁ、こんなゆるみきった顔、誰にも見せられないな。 でも私、 今、すっごく幸せ……。