でも、大輔くんは「ああ、虫か」って笑って、私のウソに気付かなかった。 そして、唇が重なる。 「…………」 いつもなら、幸せを感じる瞬間なのに、今日は、まるで拷問。 早く終わって! いまだかつて、大輔くんとキスしながら、そんなことを思ったことなんて一度もなかった。 今日は、しょうがないよね。 今日の私は、いつもと違うから。 全部、あの写真のせい。 がまん、がま……!!