「栞? どうしたの?」 後ろから声をかけてきたのは、綾音。 その横には礼奈もいる。 綾音はすぐに、勇真くんが私に見せているエロ本に気づいた。 「ああっ、勇真! あんた、こんなもの栞に見せて!」 綾音が叫ぶと、礼奈がエロ本を取り上げ、それを丸めて、ポカッと勇真くんの頭を叩いた。 「いてぇっ! ひでぇよ、礼奈~」 勇真くんが大げさに頭を抱えると、周りの男子たちは大爆笑。 「ひどいのはどっちよ! こんなもの学校に持ってくる方が悪いんでしょうが!」