昼練を終えて、教室に戻ってきたときも、そんなことを考えて、ぼんやりしていた私。 ただ、自分の席の近くに、やたら男子が集まっているな、とは思ったんだ。 近づくと、右隣の勇真くんの席を、4、5人の男子が取り囲んでいるのだとわかった。 「おぉ、すげぇ~」 「ちょ、マジ? それ、ヤバイって!」 「おい、こっちにも見せろよ!」 競い合うように、勇真くんの机の上にかがみこんで、熱心にみんなでなにかを見ている様子。 ……なんだろ?