大輔くんは、なにげなく言った言葉かもしれないけど、 でも、だからこそ、すごくうれしかった。 あの頃からかな、大輔くんを意識し始めたのは。 図書室の狭い本棚の間で、すごく顔が近づいちゃって、ドキドキしたりして。 フフ、懐かしいな……。 そんな、大切な思い出のある言葉でもあるし、 何のとりえもない私が、唯一、胸を張って、好きだって、はっきり言える仕事だから、 司書になりたい!って思うんだ。