「ん……」 大輔くんに名前を呼ばれて、キスするこの瞬間、すごくドキドキするけど、すごく幸せ。 もう何度もしてるけど、回数なんて関係ない。 毎回ドキドキして、毎回幸せな気持ちになる。 大輔くん、大好き……。 唇を離した大輔くんが、目の前で、また私の名前を呼ぶ。 「栞……」 大輔くん……。 胸がいっぱいで、私は、心の中で彼の名前を呼ぶだけで精一杯。