「そうそう、栞ちゃん、 もう進路は決めたの?」 突然話が変わって、ちょっと戸惑う。 「え、進路、ですか? えっと、本を読むのが好きなので、日本文学科に進もうかなぁって考えてますけど……」 そう答えると、森さんは、こんなことを言ってきた。 「栞ちゃん、将来、司書になろうとは思わない?」 え、司書……?