大野は、栞の後ろの席に座った。 すると、さっそく勇真が大野に声をかける。 「あっ、礼奈ー! また一緒だから、よろしくなー!」 「え、勇真!? マジー?」 大野は、斜め前に座っている勇真を見つけて、顔をしかめた。 「うわっ、なにその反応、ひどくねー?」 大野に嫌そうな顔をされても、勇真はへらへら笑っている。 「せっかく2年で違うクラスになったのに、またあんたがいるの? ウザッ」 ククッ、大野も容赦ないな。