「へへー、俺の席はここ! いーもんね、こっちから栞ちゃんと仲良くするから! ねー、栞ちゃん、よろしくねー!」 「なんだと?」 黒板の座席表をパッと見ると、たしかに、男子出席番号1番の勇真の席は、女子出席番号1番の栞の右隣。 おい、マジかよ。 クソッ! 「どーしたのー、王子? 朝から、なに騒いでんのー?」 教室の後ろの方からやってきたのは、大野。