「えっ、えっと……」 まえに、文化祭の準備で遅くなったときに、大輔くんに送ってもらったことがあって、そのとき、お母さんも大輔くんに会ってるんだよね。 あの頃はまだ、付き合ってはいなかったんだけど。 「隠さなくったっていいじゃない。 すごく礼儀正しくて、いい子だなぁって思ってたのよ。 彼ならいいんじゃない? 別に反対したりしないわよ」 「う、うん……」 隠さなくてもいい、とは私も思うけど、お母さんにそういうことを話すのって、照れくさいんだよ。 「あ、もしかして、今夜も一緒だったの?」