金髪王子2


すると、大輔くんは、ベンチから立ち上がり、手を引いて私のことも立たせた。


「そろそろ行こうか」


「うん……」


私はただ、うなずくことしかできなかった。







「ただいまー」


「あ、おかえり。
コンサートどうだった?」


リビングでテレビを見ていたお母さんに聞かれ、足を止める。


「うん、大成功だったよ」