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「おい!お前まじなの!?」


「で!実際のところどーなのよ!」


「否定しないってことは認めたってこと!?」















「…あ、噂をすれば…」































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「ゆーずーきー!あんた学校行かないのー!?」



…パチッ



「………」



んだあの夢…


今更何で、…ていうか今日に限ってなんなんだよ…。





次第にはっきりとし始める意識。


視界にあるのは見慣れた自分の部屋の天井。


耳に入ってくるのはいつものアラーム音ではなく、


「あんた遅刻していく気ー?」


起こす気なんて全くなさそうな母さんの脳天気な声。



遅刻…?


俺が?


聞き慣れない言葉を心の中で呟きながらゆっくりと時計に目をやると



「…まじかよ!?」



いつもよりも30分も早く長針が進んでいた。