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次に向かったのは、本屋だ。
絵本売り場の所に直行だ。
たくさんの種類のものがあり、正直どれにするか迷う。
「あづさ、どれがいいと思う?」
「うぅ〜ん。これとかは?」
あづさは一冊の絵本を取り出した。
その題名は有名な“白雪姫”。
小さな女の子が憧れるお姫様の物語だ。
「そうね。これにしよう」
あづさと二人の方が、よりスムーズに決まった。
最初から二人で来ればよかった。
あんな目立つ奴らを連れて来なくても。
奏はどっぷりと後悔の渦中に浸かっていた。
会計を済ませ、ちょっと一休み。
カフェでパフェを頼んだ。
「ここのパフェ、すっごく美味しいらしいよ!!」
「本当!!?楽しみ〜!!」
本当に甘い物に関してだけは、可愛らしくなれるのだから奏は不思議だ。
ウキウキとしながら、ウェイターが持って来るのを待っていた。



