「私達も行きましょ?早く始末をつけないと、澪ちゃんのお誕生日パーティーがあるのよね」
「へぇ!!いつだ?」
「しあさって」
「なら、早く片つけないとな」
ミエは門を開いた。
ギイッと重い扉が開き、向こうの景色はやはり違うものだ。
そして、もう見慣れた元老院のものでもない。
沖田達は門に足を踏み入れた。
「ようこそ。私の屋敷へ。といっても、出雲のだけど」
「出雲のって他にもあるのか?」
「あるわよ?色んな所に。だってほら、私、人間大好きだから」
ミエの言葉に、沖田達は苦笑したり、半眼にならざるをえなかった。
どの口が人間が好きだと言うのか。
むしろ、逆のはずだ。
口には出さなくても、みんな考えていることは同じだった。



