「あんた、もしかして、蛇神様が何もしないからって放っておいたわけ?」
「あぁ、そうや?」
「……………始末書確定ね」
レオン様辺りにはもう知れ渡ってるだろう。
こと神の系譜に連なる方に関してのレオン様の追及は、果てを知らない。
………ま、レオン様の尋問に耐えられたからこそ、第三課に引き抜かれたんだけど。
「はぁ〜。ちょっと待ってて。中にいる奴連れてくるから」
「元老院に連れていくんか?」
「護衛役があんたじゃ、動く時に動かないでしょ」
「そ〜んなことあらへんよ?」
「いや、あるね」
奏は再び中に入り、次に出てきた時は女も一緒だった。
途端、秋津以外の目が丸くなった。
「お、女っ!!?」
「こいつら作ったのが!!?」
「マジかよ!!」
「人の怨恨の念に、男も女もないということやね」
秋津は大して驚いた風もなく、淡々と言葉を発していた。



