1人パニックになっている私
をなだめながら、龍馬さんが
説明してくれた。


龍「美緒さんが買い物に行っ
ている間に、この通り新撰組
が来たんじゃ。どうしたのか
聞いてみたらのぅ、今日自分
たちは非番の日だから遊びに
来たって言うんじゃ。

無理矢理帰そうとしたら、美
緒さんに会えるまで、自分た
ちは帰らないって言って聞か
なくってのぅ。上の者には黙
っておく、あとは斬らないっ
て言う条件付きで、ここに置
いておいたんじゃ。

ごめんのぅ、もっとはやく言
っておけば・・・よかったの
にのぅ・・・。」




そう言って龍馬さんは子犬の
ように目をウルウルさせた。