もう、何も信じないと

真っ白な壁を見つめながら、私は誓った。




何も感じなければ
私は傷ついたりしないのに。



手首に残る、アザは
私がまだ生きているという証なのだろう。





生きることは
傷だらけになることなのだ。



体も
心も
魂も
何もかも。