16歳になった翌日のことだった。 「うわぁ〜…真っ暗じゃん。最悪…」 部活に入っていないあたしが、 なんでこんな時間に帰っているのか。 それは、せんぱいから呼び出されて 学校にいたから。っていう、 なんとも平凡な答えしかない。