「え?いやいや、さっきスゴイ砂嵐起こしてたよね?」

「あ~ぁあれは、魔法なんかじゃないわ」

「え?どうゆうこと…?」

「…だもん…」

「え?」

「魔法だもんっ!!」

「え??え?どうゆうこと?」

「はぁ…、あれは渾身の力で砂場を叩いた衝撃波を前方に飛ばしてるだけよ…」

「だけよって…」

「砂場の砂は1回でなくなったから、そのあと肉弾戦しかしてないでしょ?」

「あぁ~…だけど、その力も十分魔法染みてるような…」

「まぁ、この力については私達もよくは知らないのよ」

「良く知らないってどうゆうことだよ?」

「貰ったからね」

「貰っ…た?」

「いや…おかしいだろ…誰が…」

「お取り込み中失礼致します。少々よろしいでしょうか?」

突然上の方から、男の声がした。