しかし、体勢を空中で立て直し、片手を地面についてなんとか着地する。

「やってくれたわね…不細工!」

そう言うと、とても可愛らしい小走りで砂場の方へ駆けて行く。

両腕を天空に突き上げ、

「大地の精霊よ、力を貸して!! サンド・ストーーーームッ!!!」

そして、砂場両手の平を叩きつける。

砂が風に舞ったかと思った瞬間、ものすごい量の砂がホワイトに向かって飛んでいく。

「くっ…痛っ…目が…ペッペッ…口に砂…息が…」

風と砂の同時攻撃とてもまともに息なんてできない。

「ブーーッ!!ペッペッペッ…はぁはぁ…相変わらずみみっちい攻撃を…」

外観的なダメージはないが、ホワイトは苦しそうだ。

「ラブリー・アターーークッ!!」

ピーチはダッシュジャンプして、両手を前に突き出し突進した。

ホワイトは、腹部を守るためにガードして身構える。

「ぐふぅっ!!」