午前の授業が終わる。 昼休みになった。 前の席のわたあめさんが 振り返り、にこって笑った。 「神谷さん…だよね? 私、村上 真夏。 真夏でいいからねっ☆」 「はぁ…」 「お昼一緒に食べようよ♪」 村上真夏の笑顔はまぶしすぎるくらいだった。 でも私は… …だれも信じない。 「遠慮します。」 そう言って私はお弁当を持ち、席をたった。