どれくらいの時間が 経ったのだろうか? アタシが泣きやむまで 花菜は何も言わず傍にいて アタシを抱きしめて くれていた。 「…汐織、話せる?」 「うん。話すよ」 いままであったことを 全部話した。 「アタシが日本を 離れてる間に そんなことが あったなんて…っ。 花菜には勇輝くんが 汐織以外の人を好きになる なんて考えられないよ 汐織らホントに 仲良かったじゃん?」 「アタシだって 上手くいってる って思ってたよ。 やっぱり人の気持ちって すぐ変わっちゃうんだよ…、 淋しいけど。」