次に話しかけてきたのは、小さい少年でした。 「 旅の御方、喉がカラカラなのです。どうか私に水を恵んでください。 」 旅人は貴重な水を少年に手渡しました。 「 あなたに幸せ在れ 」 にこり、と笑って旅人はまた歩き始めます。