ちょっとさみしいけど…仕方ない。

まあ? かっくんがいるし? のおぷれぶろむっていうか?


「ノープロブレム」


「そおそれ」


…いやあね。

ちょっとれとろが逆になっただけじゃない。


「ほんじゃ、言ったからな」


「うんありがとー」


シュンはそう告げるなり立ち上がり、ひらひらと片手を振って行った。

かっこいいよね…。


「くぉら。見惚れてないでさっさと寝ろ」


「見惚れてないよーだ。かっくんのがすてき❤(主観)」


誰がどう見たってかっくんがこの世で一番すてきだと思わない!?(主観)

客観的に見て普通にかっこいいもんねー…世界一。(主観)


「ほら…また青白くなってきてんぞ」


「んえ…そお?」


まあ…言われてみれば気分が悪いですね。

頭がガンガンするくらい気分が悪いですね。


「…寝ます…」


「あーそうしろそうしろ」


…あたしさ、こう…軽いと重いの間くらいだけどどっちかっていうと重い寄りの調子の悪さだと、なんかハイテンションになるんだよね!


「いつもと変わんねぇよ。だからわかんねんだお前は」


…かっくんてさ、なんでこうも言葉に棘があるんだろう。

まるでそう。氷の刃が武装されてるかのように。