「じゃあまたね」 そう言って彼は 杖をつきながら 自分の席に戻って行った あぁ彼が行ってしまう 彼はこうやって毎日 クラスみんなに 話し掛けている あぁ彼が行ってしまう… 行かないで 心では叫んでいるのに その言葉は声にはなってくれない いつからだろう? 声を出すことを 諦めてしまったのは