「かっかっかか 会長!?」


「もぉ~なに指さして?
  私の顔になにかついてるのぉ?」

最悪だーーー。



こんな時に出会うなんて、

もしかしてって・・・  あれ?


なんで こんなはやくに来てんだ??




「会長、今日早いですね」



「ふふ❤  きづいちゃいましたかー??
    ちょっと用事があってねー❤」



学校中の男子にとって 幸せの瞬間を

ボクほどいやがるものはいないだろう。




「ねぇ~? 副会長クン?」


「!? なんですか?」


「副会長ってことはさぁ~・・・
   私のしもべってことになるんだよねぇ~??」



「?? はい それが・・・?」


すると、ボクの椅子に膝をたて

あごをクイッと上にあげた。


「!?なにしてるんですかっ!?」






「っていうことはぁ~・・・・。
   

 

 私のスキにしちゃって いいってことだよねぇ~❤」

二ヤリと笑う会長と その下で 赤面のボク


なにか いっちゃいけないこと・・・いっちゃったかな?

ココロで苦笑いしながらおもった。