玲君のことを好きになったのは、高校入学してから少し経った時。



なにか本を借りたいな…と思って図書室を探していた私。

でも全然わからなくて
しかも、迷子状態で自分がどこにいるかもわからなかった時。


はぁーっ

どうしよ…迷子だ…。




「ねぇ、キミ迷子?」



「…ッ」