狼はそれに驚いたのか嫌がっているのかぴょんぴょんっとその場で暴れて小川の向こう岸に消えていった。



その場に静かな時間が流れる。

小川は静かに綺麗な音を奏でていた。


さっきの一瞬の出会いたちが夢のように感じる。



(…夢?)