学校に着き、教室に入ると誰もいなかった。 外からは朝練をしている野球部の声が聞こえるだけ。 一番か…。 そりゃそうだよね。 まだ7時半だし。 私は自分の席について、 カバンをカバン掛けにかけると、 反射的に机に突っ伏した。 ちょっと、眠くなってきちゃった…。 私が眠りに入るまで、 そう時間はかからなかった。