靴箱で靴を履き替えていると、 頭に大きな何かがポンと乗った。 次に聞き覚えのある声が聞こえた。 「由利さん、おはよー。」 都川くんだ…! そのキラキラした笑顔は、 朝にもかかわらずとても眩しかった。 そして、頭に乗った大きな何かは 都川くんの手だった。 「え、えっと……お、おはようっ!……」 話しかけられるだけでもいっぱいいっぱいなのに、 あ、頭に……ててて手が……!! そんな私は、俯いて挨拶をかえすのが精一杯だった。