少しの不安を抱きながら靴箱の前に到着した。 もしかしたら都川くんがいるかも、と思ったけど 都川くんはまだ来ていないみたいだ。 よかった…。 今、ここで鉢合わせしちゃったら 心臓飛び出ちゃいそうだもん…。 ホッと安堵の溜め息をついたその時、 後ろから肩をポンと叩かれた。 振り向くと、そこにいたのは都川くんだった。 「由利さん、おはよ!」 眩しいくらいの笑顔とともに挨拶されたけど、 あまりの驚きに声が出なかった。