ドタドタと階段を駆け下り、リビングに入った。 「小路、おはよう。」 お母さんが朝食のスープをよそいながら挨拶した。 「おはよう、お母さん。」 「あら?小路、今日はいつもよりキレイにとかしてるわね。」 とかしてる、って髪の毛のことかな…。 「もしかして、この間のイケメン君へアピール?」 怪しい笑みを浮かべながら言うお母さん。 おもしろがってる…。 私は悟られまいと「違うよ!何もないよ。」と、否定の返事を返した。 朝食を急いで食べ、「行ってきます。」と家を出た。 お母さん、鋭い…。