紫頼ちゃんに言われ、都川くんは何かを考える様子を見せた。 「うーん……。由利さんは、なんか気負いしてるかもしれないけどさ。どんなことでもいいんだ。「ねむい。」とか「今、楽しい。」だとか。何か用事がないとダメなんて思ってるかもだけど、そういうのナシで、メールしてきてよ。」 そう言って、都川くんは優しく笑った。 その笑顔が私の手を動かした、 なんて言いすぎかもしれないけれど…… 気がつくと、私はメールを打っていた。 送信先はもちろん。。。