もっと早く‥

ヤスは優しいね。






ずっと騙してた私を怒りもしないんだから‥。







「なぁ、紗夢、ここで暮らすか?」


「っ‥え?」






ヤスはキッチンから私を見た。






私は真っ直ぐヤスを見た。





「俺が養ってやる。ここに住め。」





ニッと笑うヤスは私をフリーズさせた。





「そしたら幸大には黙っててやる。」



「っ‥。」







私は静かに頷いた。







するとヤスはガッツポーズをした。