もっと早く‥

ありがと、ヤス。





ありがと。







「あ、でもヤス美幸とはどうなったの?」



「高校卒業する前に別れた。」



「そっか。」



「あいつ子供できて、紗夢って名前つけたよ。」



「えっ‥?」



「毎年墓参りも行ってる。」



「っ…。」






美幸が‥。






「もちろん幸大もな。」



「…。」



「俺も。」







そう言って私を見るヤスの目は真剣だった。