もっと早く‥

俺はバカ兄貴をただ見てるしかできなかった。






バカ兄貴は重い足取りで警察署に入っていく。







俺はバカ兄貴について中に入った。





















二人で霊安室に入った。






バカ兄貴は震える手で顔に被せてある布を捲った。





「「っ…!」」






バカ兄貴は紗夢の顔を撫でる。








俺は見てられなくて目を逸らした。