旬〜〜

俺、真柳神旬。高校2年。この学校の生徒会長やってる。
「よ!!旬。今日も生徒会の活動で挨拶運動ですか〜??」
「あぁ。そうだけど。」
「朝から、クールだね〜。」
「ほっとけし。そんなつもりないわ。」
「つめてーなぁ。じゃあ先教室行ってるわ〜。頑張ってね生徒会長さ・ま。」
「たっく・・・。」
あ、あいつが俺の親友、天笠鬼填海(あまがきてんかい)幼稚園からの仲で、家も二軒隣。
身長は180くらいで、体は筋肉質。髪は金髪。ピアスは片耳3個くらい。とにかくチャラいな。でも他人としてみても友達としてみても顔は整ってる。でも、見た目は超ーチャラいけど一途なことは認める。
「旬くん〜。おはよう!!」
元気のいい挨拶してくるのが嵐雪柚華(らんせゆうか)ショートのきれいな茶髪で、性格も明るい。かわいい系か美人かって言われたら間違いなく美人だ。そうそうこいつ填海の彼女。かれこれ中学校から続いてる。
俺は、今はフリー。ちょっと前まで彼女?って感じの子はいた。俺、今まで生きてきたなかで2人彼女がいた。そいつらにはわるいけど、俺はまだ本気の恋をしたことがない。この2人に告られて断ったが「お願い!」と言われて渋々付き合ったことが2回。
俺、運命とか信じるタイプかも。