キケンなモトカレ《君を壊したい》



美沙が再び俺を見上げる。


その瞳から、あの頃の可愛い面影は

完全に消えている。


悲しみに顔を歪ませ

震える彼女を

俺は睨むように、

ただ、見ていた。


………二人で過ごした日々を

否定するつもりなどなかった。



……どうして、こんな事を言ったのか、

自分でも、よく分からなかった。