キケンなモトカレ《君を壊したい》


……は…?

もう、会わない…だと?


冗談じゃない。

……逃がすかよ。


俺は朋恵に聞こえないように

小声で美沙に言った。


「ここに…、俺の部屋に、

明日の夜八時に来て」


「………」


彼女は無言でそのまま出て行った。


パタリと扉が閉まり

俺の前から彼女の姿は消えた。