「誠也を…あれから、しばらく 探したわ。 でも、卒業してからアパートも引き払って、 連絡も出来なくなって…、 諦めていたの。 誠也は、私に、言い訳すらさせてくれずに… 消えてしまって…」 は?…俺を探していた? 嘘だ…。 彼女はあれから、剛志と 上手くやってると 思っていた。 「…美沙は、剛志と付き合ったんじゃないの?」 彼女がパッと俺を見る。 「そんな訳ないじゃない。 剛志くんとは、あれきり、会った事もないわ」