キケンなモトカレ《君を壊したい》



「…美沙ちゃん、本当にいいの?」


「うん、いいの」


ここは、桃色の薄暗い灯りの灯る部屋の中。


…そう、ラブホテルの一室。


誠也を惑わせるために、

バカな私が思いついたのは

……他の男に抱かれる事。


私を真上から見下ろしているのは

誠也の親友、剛志くん。


そっと唇が重なってくる。

「んっ…」

次第に荒々しくなっていくその動作に

誠也とは違う、男の匂いを感じる。