キケンなモトカレ《君を壊したい》


「……っ……」

彼女が俺の性急さに、苦しそうに身体を捩る。


美沙…、ずっと…、ずっと

君とこうして抱き合いたかった……。


日が経つにつれ、思いはどんどん強くなっていった。


これからもずっとこうしていられるなら

過去にあった事など

どうでもよく思えてくる……。


今すぐに君を許したなら

……俺の側にいてくれるのか…?


「美沙…、美沙……」


「う…、誠也……、ま、待って………」


彼女が俺を押し退けようと

胸を押してくる。


だけど非力なその細腕が

俺を遠ざける事など

出来るはずもなく

俺はますます煽られていく………。