「俺を、彼氏にして?」 ギュッてしたまま、顔を覗き込まれた。 「私を・・・・彼女にして!!」 恥ずかしくて、 そのまま、ハギの胸に顔を埋めちゃった。 そのまま、私達は海に行った。 冬の海。 初めて来た時と同じように、手を繋いで歩いた。 朝日が昇り始めたとき、オレンジの空を見たままハギが言った。 「ずっと一緒に居よう」 「ずっと手、繋いでようね」 ☆END☆