50センチ先の君に伝えたいこと


「は…じゃなくて、うん」

「よしよし。
あ、俺のことはなんとでも呼んで」

じゃあ、無難に…

「八崎君?」

すると八崎君は少し考え込むようにした後

「却下」

と言った。

なんで!?


「なんで…?」

「俺らせっかくプリンな関係なんだから
もっと親しみを込めた呼び方でもいいかなって…」


…プリンな関係って……

ちょっと…

「あれあれー?
何赤面してるの?
俺はただ“プリンから始まった関係”って意味で
けして相原さんが考えてるような
いやらしい関係じゃないからな?」


とニヤニヤ…


…こいつ、

隠れドSだ!!!