「…もしもし?」

『あ、俺。凪だけど。』

「…うん。知ってる。ディスプレイに出てくるよ。」

『そか…』

私は、大きいショッピングモールに来ていて

凪は、金髪のピアスをしていて、少年院に入った事のある不良。

私は、親2人とも居ない、でも普通に暮らすお金持ちのお姫様。

最初は、全く接点なんてなかった。

でも、私が授業をサボった日の事。