不良狼と兎姫


やっと離してもらい、どこ行くか決める。

「どこか行きてーとこないの?」

「うん、だって散歩するつもりだったんだもん」

「お嬢様はどこへ行ったことが無いのですか?」

「ゲームセンター…行ったことない」

「ゲームセンターか、行く?」

少し顔を窺ってるような、軽く首を傾げた凪がドアップで…

「はぇ?!」

変な奇声が…でた…


「んだよ…」

「いや、近い!ビックリした///」



「しょうがねーじゃん、俺ずっとお前に近づいていてーもん…///」

袖で顔を隠して、『何言わせてんだよ』って目をしてる。