不良狼と兎姫

近づこうとした時、


「ねぇ、藍琉…俺苦しい。」


目の前の君も携帯の中の君もそう言った。


もう、我慢なんかできるはずなかったんだよ。







この両手から、もうすでに溢れ出した想いはどうしようもなく、疼いていた。