今時、ケータイで手軽に小説が読める時代だけど… やっぱりパラパラめくるあの紙の擦れる音が好きだったりする。 かといって、別に文学少女というわけではない。 ただ神田智の小説は興味深さで手にとっただけのはずが、すっかりはまり込んでしまったのだ。 私にはお気に入りの作家が三人だけいて、その三人の本だけは読んでいる。 その三人のうちの一人が神田智だ。