朝から賑やかだ。私の新しい生活が本当に始まった。




「佑真、源之助と郁也の事頼んだぞ。昼飯は冷蔵庫に入ってるから温めて食べる事。あ、夢子姫は別にサンドイッチ作ってある、原稿書きながら食べて。」





何から何までよく気がつくんだね、司あんたは偉い。




司と亮太がバイトに出掛けると、掃除と洗濯をする、佑真と源之助。





風呂の掃除は郁也がやるようだ。





私はそそくさと、部屋にこもり原稿書きに没頭した。




田中君が来る前に書き上げないと不味い。





部屋に時計はない。





時間を気にしたくないから、置いてないだけ。





携帯も同じで、何かに縛られる感じが嫌なんだ。