でもこれが現実なんだ、現実を受け止めて頑張って行くしかないんだ。





「生活費全ては司と亮太に任せる。バイト代は5人のお小遣いにするといいよ。私が頑張って小説で稼ぐからね。」





今まで誰かの為に頑張った事がない。





毎日ダラダラと生きて来た。





「夢子姫ありがとう。俺と亮太のバイト代は、5人の小遣いと、俺と亮太の携帯代にあてて、残りは生活費にするけど、それでいい?」





「うん、任せる。」





その後も司が細かいルールを決めていった。





私は関心しながら聞いていた。





「あ、それと夢子姫、そのジャージは禁止にするから、明日はみんなで夢子姫の服を買いに行く。あ、それと夢子姫の携帯も買う。」




服もいらないし、携帯も必要ない。





何でジャージが駄目なの。